こんにちは、清掃コンサルタントのケミクリーン君です


パート1の続きです
炭酸カルシウム(エフロレッセンス)ではなくて、水で濡れると消えて乾くと白くなるタイル表面に付着している白い物質は?それは汚れじゃないんです
それは、タイルの下地や目地にある
セメントのアクが染みでているものなんです

物質的には、これは炭酸カルシウムでなく、
重炭酸ナトリウムというものなんです

この
重炭酸ナトリウムは
水に溶けるのですが、乾くと復元してしまうものです。
さらに、この
重炭酸ナトリウムを
分解できる薬品がないんです

そのため、
水で濡れた状態を保てれば白い物質が見えなくなるので、アルミの劣化や焼けと同じように、
水で濡れた感じになる保湿剤のようなものを塗ってあげればいいんです

このタイル用の保湿剤が、
うちの会社で開発したケミコーティングW なんです


ウエスに付けて塗るだけで簡単に
重炭酸ナトリウムは消えて無くなります


ご覧下さい

(クリックすると拡大

)

→

他の建物

でもこのように見受けられます。
右半分に
ケミコーティングWを塗りました。

炭酸カルシウム(エフロレッセンス)は、タイル目地から染み出し、
重炭酸ナトリウムの
セメントのアクはタイル表面から染み出すものであるということも写真でわかります。
たまに炭酸カルシウムと重炭酸カルシウムが混在する場合があります。
この場合は、ケミクリーンNO.7EFで炭酸カルシウムを分解。乾いて白くなったら、ケミコーティングWを塗布するという流れで行います
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